'02年1月

1.クルーズ TAKA II
2.GBRでのダイビング
3.旅行手荷物
4.ケアンズ
5.クランダ・ツアー





詳しいポイントマップは
コチラ

1.クルーズ TAKA II

ケアンズに到着した日の16:45に TAKA DIVE に集合、17:30港に到着
34人乗りの船は思ったよりも小さく感じた。


私たちはキッチン向かいのツイン(2段ベッド)ルーム
10月初めに申し込んだ時は、シャワー付きのデラックスツインはもう空いていなかった
その上、共同のシャワー室は狭くて3ヶ所、順番待ち...

ゲスト27人中、日本人は私たちだけ
イントラの男性 Seiji と、料理等の手伝いをしながら潜らせてもらっているHostyという立場の女性 Chiemi が日本人
その2人ともワーホリで来ているとのこと。若いけどしっかりしていて、とても心強かった

食堂とキッチン


とにかくダイビング・クルーズで、私たちが一番心配していたのは船酔い
釣具店で買った酔い止めリストバンドと、時折具合の悪くなりそうな時に飲んだ酔い止め薬で、なんとか乗り切った

Chiはそれに加えて昼寝をしながら船酔いと戦っていた
夜寝ている間の移動中にかなり揺れる時があったが、スタッフによると、いつもより揺れない方だったそうでラッキー
コーラルシーに向かう時なんか、2段ベッドの上から転げ落ちる人もいるそうだ

外国人夫婦のだんなの方が、1日だけ潜った後、ずっと船酔いで寝室にこもりきりだった
耳の後ろに酔い止めパッチを張ってたけどだめだったみたい
奥さんは元気に潜ったり、カードしたりしていたが...

食事はなかなかおいしかった
ビールやワインは有料。1日の最後のEXIT後にすぐ飲むビールは最高!
湯水は無料なので、のどが渇いたらティーバッグ
小腹が空いた時のために持って行った、お菓子やウイダーインゼリーも重宝した

食事や休憩時間など、ネイティヴの雑談についていくのはかなり大変
一生懸命単語を聞き取りながら、たまに話を振られた時など、持参の日本地図を見せながら話してた
A4版にプリントしたもので、Tokyo、Sendai、その他Okinawaなど日本のダイビングポイントを書き入れてあり、外人と話をする時には重宝

スタッフも結構変な日本語や簡単な英語で話し掛けてくれ、とてもフレンドリーで、良かった
日本人は若く見えるらしく、二人とも42才と言ったら、ものすごく驚いていた
50才は過ぎていると思っていたアメリカ人の女性が、私たちの1才下だと知った時は、こっちもぶっ飛んだ

デッキにて、スタッフに抱きかかえられるChi


食堂や寝室など部屋の中は、冷房が効き過ぎていてかなり寒かった
外は35℃くらいあるので、その落差に身体がおかしくなりそう
特に寝室の冷房がもろにベッドの上の段に吹き出すので、ティッシュペーパーを詰め込んで風を止めた
毛布も2枚もらった
結局Yuは最終日に風邪気味になった...



2.GBRでのダイビング Great Barrier Reef

クルーズでは原則としてバディダイビング
モルディブのビーチでバディダイブをしただけなので、初めての外洋でのバディダイブはかなり不安だった
一応日本人イントラからポイントの説明は受けたものの、経験111本のリゾートダイバーとしては、どうしようかという感じ
でも1本目はChiemiさんもいっしょに潜ってくれて、助かった
外国人ダイバーは、エントリーしてすぐどこかに行ってしまう。とにかく泳ぎが速く、エア切れも早い

全部で14本潜れるんだが、初日は4本潜って結構きつかったので、2、3日目は3本にして昼寝
やっぱり42歳にはきつい
全12本のうち半分くらいは日本人イントラと一緒だったけど、おっかなびっくりのバディダイブもなんとかこなした
慣れた頃に終わるんだもんな...

水温はどこでも30℃。透明度はリーフ沿いは10?20m位、コーラルシーは30m位
とにかく魚影は濃い。時期的に幼魚、稚魚の群れがたくさんいた
さすがに世界一のサンゴ礁、ケラマとは全然規模が違う
でも水深5m位の所は死にかけてるサンゴもたくさんあったが。。。

Yu&Chiの大好きなクマノミ系は種類が豊富でとにかくいっぱいいた
バリアリーフアナモネ、レッドアンドブラックアネモネ、オレンジフィンアネモネ、スパインチークアネモネ、クラウンアネモネ

日本近海のと似ているようでよく見ると違う
特にクラウンアネモネは日本のカクレクマノミと比べ、白い模様に黒い淵がついていてはっきり違う
それに全然隠れてないし。後に”ニモ”が流行った時は、クラウンアネモネがモデルと聞いて、チョッと嬉しかった




コッドホールは噂通り圧巻
よく見る写真のように、コッドが迫ってきて、なでなでしまくり状態
まあ餌付けしているということもあるんだろうが、行った甲斐があった
ナポレオンには触れなかったけど、サメもしょっちゅう出てくるし、満足、満足

しかしそこでのナイトダイブの時は、バディダイブで、流れもあり、急に足元からコッドが出てくるし、20分くらいでちょっと怖くなり、必死で船の明かりを探した
50m位流されて浮上したけど、近くにロープも流されていたので、それを引っ張りながら何とか船にたどり着いた
その時は救助ボートも出動していた。何しろ外国人はもっと広範囲に流されていたようなので、、、

夕食前のひとときは大飛び込み大会
外国人の100kg超級の飛び込みは凄い迫力
それに対してChiは、”バッチーン”と音を出して腹打ち飛び込みを披露してしまい、オオウケ
”Belly Flop”というニックネームをもらい、一躍アイドルに
夕食後のビデオ鑑賞会でも盛り上がった

最終日は6時半集合の朝食前ダイビング
ウイダーインゼリーを持って行ってて助かった。腹が減っては潜られぬ
ところがマスターイントラが寝坊して、キャプテンに怒られていたらしい
この時はバディダイブなので、コンパスを合わせて行ったはずが、うまく船に戻れず、途中で浮上して方向確認をする羽目に


1日目
Challenger Bay (Ribbon Reef No.10)
 快晴 気温34℃ 水温29℃
 最大深度25m 透明度20m 53分 流れなし
 チンアナゴ、ハダカハオコゼ、固有種に次々遭遇

Pixie Wall (Ribbon Reef No.9?10)
 快晴 気温34℃ 水温30℃
 最大深度20m 透明度15m 53分 流れなし
 ドットアンドダッシュバタフライ、ウミウシ

Cod Hall (Ribbon Reef No.10)
 快晴 気温34℃ 水温29℃
 最大深度11m 透明度20m 56分 流れなし
 ジャイアントポテトコッド、ナポレオン


手に擦り寄るコッド


アケボノチョウチョウウオ



Cod Hall (Ribbon Reef No.10) Night Diving
 曇り 気温30℃ 水温29℃
 最大深度8m 透明度20m 38分 流れあり
 ジャイアントポテトコッド、ミナミハタダテダイ

暗闇から突然出てきたコッド




2日目
Mystery Cove (Osprey Reef/Coral Sea)
 曇り 気温30℃ 水温30℃
 最大深度28m 透明度30m 49分 流れなし
 マダラタルミyg、ホワイトチップ、スミレナガハナダイ
 マンタが出たと外国人が言ってた

Mystery Cove (Osprey Reef/Coral Sea)
 曇り 気温29℃ 水温30℃
 最大深度20m 透明度30m 50分 流れ少し
 鼻先をかじられたモヨウフグ↓、ヨコシマクロダイ



ムラサキイロウミウシ


Entrance (Osprey Reef/Coral Sea)
 曇り 気温29℃ 水温30℃
 最大深度19m 透明度25m 51分 流れ少し
 洞窟系のポイント、ハタタテハゼがいっぱい


3日目
Steve's Bommie (Ribbon Reef No.3)
 晴れ 気温30℃ 水温30℃
 最大深度24m 透明度20m 56分 流れなし
 オニダルマオコゼ、ウコンハネガイ、ミノカサゴ

Temple of Doom (Ribbon Reef No.3)
 晴れ 気温30℃ 水温30℃ 53分
 最大深度22m 透明度15m 流れなし
 クマノミ天国、泳ぐウミシダ

レッドアンドブラックアネモネ


ウミウサギ貝


Beer Garden (Agincourt Reef) Night Diving
 曇り 気温30℃ 水温29℃ 53分
 最大深度15m 透明度15m 流れなし
 オトヒメエビ、ホワイトチップ(目が光っていた、怖い)


4日目
Hog's Breath
 快晴 気温30℃ 水温29℃ 50分
 最大深度19m 透明度10m 流れなし
 ミナミハコフグ、早朝のためか魚影は濃くない

The 3 Sisters (Opal Reef)
 快晴 気温32℃ 水温29℃ 40分
 最大深度13m 透明度15m 流れなし
 クマドリイザリウオ、シャコ貝がいっぱい