'04年8月

1.与那国島でのダイビング
2.与那国島ってこんな所




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1.与那国島でのダイビング

Dサービスは、そこのオーナーが遺跡ポイントを発見したというSAWES

到着日の午後は、2日前に台風が通過したばかりのため波高しということで、南側の遺跡ポイントには行けませんでした。

海上保安大学生も一緒のグループで、ダイビングはまだ初心者だけど、将来は「海猿」目指したいなんて言ってました。筋肉マンでしたね。女性もいましたよ、凄い!

1本目 馬鼻離れ岩 最大水深21m、水温29℃、透明度25m、潜水時間29分

カクレクマノミ↓  ハナビラクマノミ、イシガキカエルウオもいました

2本目 ノリダイ 水深26m、27℃、透明度20m、37分

ナポレオン2匹が通り過ぎて行く ↓ミズイリショウジョウガイ

クマノミ↓

タテジマキンチャクダイの幼魚↓

Chiが水中ライトを落としたので拾いに行ったら、ゴマモンガラが襲って来て、持って行かれてしまった(T_T)


2日目もまだ少し波が高いということで、午前は北側で1本、午後からやっと待望の遺跡ポイント。水温は30℃。

1本目 ダンノドロップオフ 水深21m、透明度30m、30分

ナポレオンがさ〜っと、ムレハタダテダイやカスミチョウチョウウオの群れ

ナンヨウハギやフタスジリュウキュウスズメダイの群れ↓


2本目 石舞台(立神岩) 水深16m、透明度25m、33分

あのジャック・マイヨールが生前最後にスキンダイビングで潜ったという。モアイ像に似た人面岩があり、記念プレートが埋め込まれていた。

「星砂」ではない「太陽の砂」がたくさんあった。


3本目 遺跡 水深15m、透明度25m、31分

流れが凄く速くて、多分イアン・ソープより速く泳げたと思います。遺跡の上は平らであまりつかむ所がなく、止まってるのも大変でした。魚はあまりいない。でもまさしく遺跡、間違いない!

二枚岩

遺跡に砕ける波

遺跡上部


3日目はやっと海も穏やか。水温は29℃。

1本目 六畳ビーチ、最大水深18m、透明度25m、33分

ホワイトサンドの静かな広場。そこにはヒノマルテンスがたくさん。

フィンをはずして宙返りしたり、のんびりと遊べた。

でも岩の間に数百本はあったと思われる大量のペットボトル。

台湾から流れてきたものらしい。悲しくなりました。1本でも拾ってくれば良かったかな。


2本目 遺跡、最大水深16m、透明度25m、31分

リクエストしてもう一度遺跡へ。今度はウソみたいに流れなし。ゆっくり見て回りました。

遺跡の城門をくぐり

メインテラスの石段を一段づつ確認しながら

水路の跡

柱の跡に埋まってみる

三角池

亀のモニュメント

ロウニンアジが1匹悠々と。

スタッフによれば、昨日と今日で遺跡の二面性が見れたのは、滅多にないということでした。とにかく存分に楽しめました。

ホテルのフロントに遺跡の模型がありました。こんな感じになっるようです。




2.与那国島ってこんな所

仙台からだとその日のうちには着けない為、石垣で1泊(ルートイングランディアという新しいけど安めのホテル)となりました。

でも石垣牛の美味しいステーキを食べてご満悦。翌日の便で与那国に飛び、やっと昼頃到着。遠かった(-_-;)

与那国3日目のダイビングは午前2本で終了。午後はレンタバイクで島内観光。

まず、その頃撮影真っ只中の「Dr.コトー診療所」へ。
でもまだそこでのロケは始まってないらしく、無人で汚れたまま、残念。とりあえず記念写真を撮りまくったので満足。

TVでおなじみ、診療所前の浜にある廃船

そこから日本で最後に沈む夕日を見に西崎(いりざき)へ。
遠くに台湾の山々が見えたけど、雲が掛かっていたため夕日は「ジュッ」っとならず残念。でもカメラを持った観光客が大勢いました。

「日本国最西端之地」の碑

「日本最後の夕日が見える丘」の碑(翌日、お昼の写真)

翌日は夕方の飛行機に乗るためダイビングはできず、バイクで島内観光。

さすがに日の出を見る程早起きは出来なかったが、東端の東崎(あがりざき)灯台へ。
もう既に太陽は高く昇り、かなり暑かった。

東崎近くの海岸。日差しが強いので長袖長ズボンの完全防備。

そこの公衆トイレにChiが入ろうとしたら、中には与那国馬が休んでいてビックリ(@_@) 馬も暑いんだろうな。

遺跡ポイントに行くためにボートでもその海を通ったわけだが、とにかく絶景の連続。台風や荒波が造り出した情景がどこまでも広がっている。

バイクのお陰でほぼ島を1周できたが、どこに行ってもいつまでも見ていたくなるような景色でした。

東崎灯台下(ボートから)

軍艦岩

軍艦岩(ボートから)

立神岩

立神岩(ボートから)

島内観光の最後は酒造見学。
与那国には全国的に有名な「まいふな」と「どなん」がある。家で愛飲している「まいふな」は日曜で休みのため見学できず、残念。

もう1件の「どなん」で泡盛のできるまでを見せてもらい、そこで飲んだ60度の古酒(クース)は絶品!美味しかった。

それにしてもこんなに小さな酒蔵から全国に出荷しているとは驚きでした。

余談ですが、宿泊したホテル入船のフロント係のKちゃんはなんと仙台出身。求人広告を見てやってきたとか。日本最西端の島で同郷人と巡り会うとは日本って狭いな〜。

そういえば以前行ったモルディブのボリフシにも仙台出身のイントラがいたっけな。世界って狭いな〜。


もうひとつ余談ですが、「Dr.コトー診療所」のロケにも巡り会えたお陰で、ナマ「柴崎コウ」が見れました。ホントちっちゃくてかわいいーって感じでYuはご機嫌。Chiは小林薫と握手してもらいました。

小学校で吉岡秀隆と子供達が撮影してた時に、外の木陰から覗いてたら、スタッフに注意された。

盆踊りのシーンでエキストラ募集してたんだけど、夜中12時過ぎまでかかるということで断念、残念。出てみたかった。
台風が多くて予定通り撮影が進まず、放映予定もずれてました。

私達が帰った次の日からも台風で3日間飛行機は飛ばなかったらしく、ギリギリセーフでした。夏の沖縄はいつもドキドキです。

海も陸も存分に楽しめた与那国でした。