1.フィジーの固有種 2.サメ三昧 3.祝!200本 4.マナ島周辺のポイント 5.マナ島まで 6.ブラとブレ 7.食事 8.リラックスタイム 9.ショータイム 10.ナンディ滞在して帰国 |
1.フィジーの固有種 Fish indigenous to Fiji マナ島に昼前にやっと到着して、10:00から潜る予定は叶わず。とにかく慌しく昼食を食べ、13:30にDサービスのアクア・トレックへ。 日本人イントラのヨシさん、マサさんと、にぎやかなフィジー人スタッフが迎えてくれました。 そしてマナ島初ダイビングで、今まで見たことの無い黄色い魚を発見。 EXITして即ヨシさんに聞いたら、フィジー固有種のフォークテイルブレニーだと言う。二股に分かれた尾びれの間に、フォークのように細いヒレヒレが付いている。 フィジーはなかなか最初から楽しませてくれる海でした。 水温29℃ 気温32℃ Turtle Head 潜水時間43分 最大水深14m 透明度15m オグロトラギスとフォークテイルブレニー↑ ↓これがフォークのようなテイル 2.サメ三昧 Shark encounter Diving 翌日の1本目はシャークダイブで有名なポイントSupermarket。ENTRYするなり2m級のオグロメジロザメが近づいてきた。 PalauのBluecornerもオグロメジロザメが多かったけど、ここではかなり近くまで寄ってくる。そのまま突っ込んでくるかとビビっていると、すっと避けて行く。 ネムリブカ、ツマグロなどのサメたちが次々と現れた。 ↑眠っているネムリブカ↓ ヨシさんがブリーフィングで言ってましたが、ここではサメが人間を襲うなんて有り得ないですね。 このポイントは、今は亡きフィジアンダイバーのアピがサメに餌付けをして、サメと人間が最も仲良くなれた場所。 サメはまるでイルカのように、じゃれながらアピの手から魚を食べていたそうです。 そのアピに惹かれてマナ島にやって来たとヨシさんは言ってました。 今では餌付けができる人がいないのでしてないそうですが、フレンドリーに私たちの周りを泳ぐサメたちを楽しめました。 このポイントは、サメ以外にも名前のとおり、魚たちのスーパーマーケット。ホントに魚の種類が豊富で、図鑑に載っている魚が全部いるんじゃないかって感じ。 おさかなウォッチングに最高のポイントでした。 トゲチョウチョウウオ マダラタルミの幼魚 ハタダテダイ 潜水時間41分 最大水深22m 透明度20m 2本目のYadua Pinnaclesも同じく魚図鑑ポイント。ここはイソバナ、ヒラヤギの群生から始まり、サンゴの種類も豊富。 ところが、カメラ&ビデオを忘れてきちゃいました(-_-;) まあその分、一生懸命おさかなウォッチングしました。 潜水時間37分 最大水深18m 透明度20m 3.祝!200本 マナ島での3日目は、いよいよYu&Chiの199本目と200本目。 まず199本目はGotham Cityへ これは映画のバットマンが活躍する都市名で、ツバメウオ(バット・フィッシュ)が乱舞することから名付けられたポイントらしい。 でも1匹しかいませんでした。 その代わりウメイロモドキの群れが凄い。捕食で口を開けたグルクマの群れもいました。 潜水時間41分 最大水深19m 透明度12m そして200本目はNorth Supermarket。昨日行ったサメポイントの北側ということで、ホワイトチップが次々現れました。 コクテンフグ(黄色var)もいて、Yuは追っ駆け回してました。 オレンジフィンアネモネフィッシュ 潜水時間42分 最大水深19m 透明度15m EXIT後はアクア・トレックを上げての盛大な200本記念パフォーマンス。認定証やパレオをいただき、フィジアン・スタッフの歌と踊りで祝ってもらいました。 一緒に潜った人たちからも祝福され、感謝、感激。ここまで8年半、二人で1本もずれることなくやってきました。これからも末永く続けていきたいです(^_^)v 4.マナ島周辺の素晴らしいポイント 4日目はPlantation Pinnacle。Entryするなりカメラのバッテリー切れ。交換するの忘れた(T_T) Pinnacleというのは、コップを逆さにしたように砂地にそそり立つ直径10m位の岩礁。そこにサンゴがびっしり張り付いている。 海底まで一気に潜って、そこからコップの周りを回りながら、徐々に上がって行く。回る度にハナミノカサゴ、ヨウジウオ、クダゴンベ等の住み家が次々と。そして相変わらずもの凄い種類の魚たちも次々と現れる。 一緒に潜った人に「何々の魚がいましたっけ?」と聞かれたので、図鑑を指して、「ここに載ってるのほとんど全部」と答えてしまいました(^_^;) 潜水時間39分 最大水深24m 透明度10m 次のポイントに向かう途中でイルカの群れに遭遇。ボート上からイルカウォッチングを楽しみました。 そしてNamotu Reefでは、珍しく何もいない白い砂地を進んでいくと、ガーデンイールがお出迎え。 1匹のナポレオンが遠くを行ったり来たり。スティングレイが砂から舞い上がったり、バラクーダも群れてました。 スリーラインドモノクロブリーム(フタスジタマガシラの白黒版) Exit時にYuもChiも口の辺りがピリッと。シーライスという小さなクラゲがかなり発生していたようで、スノーケリングの人たちも被害に遭ったらしい。 潜水時間42分 最大水深16m 透明度15m ダイビング最終日、Chiの体調がイマイチで、朝1本目は3日前に行ったSupermarketということだったのでお休み。2本目の10:30に間に合うようにDサービスへ。 ところが11時過ぎてもボートが戻って来ない。風が強いし、波も高いなーなんて海を眺めていました。 突然無線連絡が騒がしいと思ったら、ビーチカマーリゾート(隣の島)のボートが転覆して、アクア・トレックのボートでレスキューしたらしい。別のボートが慌しく迎えに行った。 1本目に潜った人たちがEXITしたら、ひっくり返ったボートがあって、自分たちのボートには救助された人たちが乗っていたらしい。こんなことも身近で起きるんですね。やっぱり海は甘くない。 でも1時間位の遅れで、何事も無かった様に出発しました。 白い砂の無人島の周りに広がる比較的穏やかなSand Cayというポイントで、白い砂地ではヒメダテハゼとエビの共生のシーンがたくさん見れました。 キャベツサンゴがたくさんあり、ホソフエダイが群れてました。 潜水時間53分 最大水深21m 透明度10m そして一緒に潜ったリゾートスタッフのMちゃんは、なんと同郷人でした。Bolifushi(Maldives)のイントラMotokoさんも同郷人で、かなりローカルな話題で盛り上がれたし、世界は狭いというか、海外旅行してて同郷の人にお世話になるっていいですね。 そんな訳でマナ島最後の8本目(通算203本)は無事終了しました。 アクア・トレックには日本人イントラのヨシさんとマサさんがいて、体験ダイブからCカード取得、そしてベテランダイバーまで楽しく案内してくれます。 ヨシさんは「海のお話」というのも主催しています。これは日本からの到着便に合わせて週3回の夕方に、フィジーの海の映像を見ながら、海の楽しさ、素晴らしさを、面白おかしく話してくれます。 ヨシさんの話術にすっかりはまってしまいました。しょーもないダジャレも出てきますが、さすが大阪人、話がおもろい。 ヨシさんはマナの海を舞台にした絵本も書いています。ぜひ読んでみて下さい。 フィジーの海は、日本のダイビング雑誌ではそれほど大きく取り上げられていませんが、マナ島周辺(ママヌザ諸島)のサンゴと魚の種類と量は、今まで行った中でもトップだと思います(透明度はイマイチでしたが)。 特にYuが図鑑ポイントと名付けたSupermarketや2ヶ所のPinanaclesは、圧巻でした。 地球温暖化による?白化現象で、サンゴの死骸が散らばっていたMaldives、GBR、沖縄などでは、10年くらい前は良かったという話をよく聞きました。多分ここの海みたいににぎやかだったんでしょうか。 リゾート開発による土砂流出でもサンゴは死んでしまいます。サンゴがたくさん生きているからこそ、魚がたくさん集まってくるんだなと実感しました。このフィジーの海が、いつまでもこのままであるよう願うばかりです。 |