フィジー・マナ島でのダイビング

1.フィジーの固有種
2.サメ三昧
3.祝!200本
4.マナ島周辺のポイント
5.マナ島まで
6.ブラとブレ
7.食事
8.リラックスタイム
9.ショータイム
10.ナンディ滞在して帰国



フィジー旅行専門店 トーホートラベルHPより

5.マナ島まで Sendai〜Narita〜Nadi(Fiji)〜Mana Island

今回はH.I.S.のパッケージツアーで、いつものように吉田さんにお世話になりました。早々に手配完了で感謝。

仙台から成田までは、写真のような怪しい格好で行きました。2年前のSARS流行から、この時期の旅行はいつも現地に着くまで、飛行機の中もマスクです。風邪は予防が一番(^_^)v

昨年のスリランカ航空はダイバーの場合、1人30kgまでの荷物を預けられましたが、今回のAir Pacificは1人20kgまで。

でも厳選したつもりの荷物は31kg(ダイビング器材2人分)と19kg(着替えなど2人分)。その他に機内持込のバックパックにはカメラ、ビデオ等で12kg。
ダイバーの皆さんどうしてるんでしょう?1人20kgって無理だと思いませんか。

とりあえずチェックインでは、大目に見てもらえる限界の、2人で50kgだったのでセーフ。「帰りのチェックインは厳しいと思いますので気を付けて下さい。特に1個で32kgが限界ですから」と言われてしまいました(-_-;)

飛行機には予定通り搭乗し、滑走路で順番待ちをしていたら、突然「機体に問題が起こった」とのアナウンスで、駐機場に引き返す。

ちょっとドキドキものでしたが、45分遅れて19:45無事離陸。今度は気流の悪いところを飛んでいるということで、すごい揺れ。
機内サービスもしばらくお預け。ビールと夕食にありつけたのは、22時過ぎでした。のど渇いた〜、腹減った〜。

8時間45分のフライトで、翌日7:30(フィジー時間)ナンディ空港に到着。そこからマナ島に行く国内線が8人乗り小型機のピストン輸送だということで、すごい順番待ち。そしてその際に、改めて荷物と乗客の体重までチェック。

その割には実際に飛行機に乗る時には、並んだ順に乗り、荷物も見た目軽そうなのから積んでました(?_?)。
そのためYuの31kgダイビング器材は、ピストン輸送の最後の便だったようで、なんとか13時過ぎに着いてやっとダイビングに間に合いました。

ナンディ空港到着後、HISスタッフの紹介する両替所で現金1万円を交換した時のレートは1F$=約75円でした。

もちろんマナ島での支払いは、すべてルームチャージでまとめてクレジットカード払いでしたが、日本にハガキを出すための切手は現金じゃないと買えませんでした。
島内でチップは必要ありませんでした。ちなみにカードの支払いレートは1F$=約68円でした。

結局ナンディ空港で3時間程待って10:35発、マナ島10:50着でした。8人乗りなんて初体験。コクピット丸見えのパイロットのすぐ後ろに座り、窓のすぐ外にはプロペラが回っている。

高度も低い(500m位?)ので、素晴らしいフィジーの海が間近に見える。

手前にある高級リゾートのビーチコマー島

サンゴ礁

マナ島が見えてきました。滑走路はどこ?

滑走路らしき切れ目がハッキリと

オーバーランしたら向こうはすぐ海@@

 そして着陸したマナ島の滑走路は舗装されていない。砂埃舞い上げて無事到着しました

8人乗り小型機は初体験でした(^_^;)

そこからはトラクターに引かれた荷車でホテルに到着。
早く着いていた人も今着いた私たちも、50人以上まとめて、日本人スタッフからホテルの説明を受けた時は、すでに12時近くでした。

10:30からダイビングしようとしていた計画は、全然無理だということがわかりました(すでに遅い)



6.ブラとブレ Bura & Bure

フィジーでの挨拶は”Bura!”(ブラ) 朝から晩まで、現地の人たちと顔を合わせれば、みんなニコニコして”Bura!” とても気持ちが良い。

そんでもって宿泊所のことは”Bure”(ブレ)と言います。私たちの部屋は島の真ん中辺りに固まっている、1棟を2戸に分割した結構古いコテージ風のアイランド・ブレ

ブラの周辺、向いにはテニスコート

Chiは不満のようでしたが、もちろん一番安いクラス。それでも広さは35?あります。網戸付玄関ドアを開けて左側のダブルベッドはリゾートにしては小さい。

右側にはシングルベッドもひとつあって、スーツケースなど広げっ放し。2つの肘掛け椅子とテーブルは物干し代わり。玄関の外にも椅子テーブルセットがあり、ここは水着干し専用にしました。

洗面所も2人で使えるくらい広いし、シャワーはホース付なのが良かった。クーラーはなく、いつも天井の大きなファンを回して、網戸付窓全開でした。

ここでは朝5時頃、鳥の声とヤモリの声で目覚めます。

海岸沿いには、ハネムーン・ブレやビーチフロント・ブレが並んでます。夕食後の腹ごなしに散策しました。さすがにクーラーも付いているし、ゴージャスな感じ。中にはジャグジーもあるらしい。

ちなみに「地球の歩き方」によると、アイランド・ブレ1部屋1泊F$300、ビーチフロント・ブレF$950。3倍かよ(@_@) ダイビング無しなら泊まれるかな(無理無理)。
ビーチフロント・ブレでは波の音で目覚めるそうです。っていうか結構夜も気になるらしい。



7.食事

旅行中の食事は、概ね美味しいし、なにしろ1皿当りの量が多いので、ついつい食べ過ぎてしまいがち。それで帰国後いつも大変な思いでダイエット。
そうならないように今回は気を使いながら食べてました。って言っても、夕食後はいつもお腹がいっぱいでしたが(^_^;)

到着後の昼食は、ダイビングを控えているので軽めに、サウスレストランで単品メニューF$12の、マナクラブ(カニ)サンドイッチとハンバーガー。ところが全然軽くなくて、ポテトフライは残しました。ランチといえども量は多い。

ここでは毎日17時〜18時に”HAPPY HOUR”といって、ビールが半額のF$2.25に。
Chiが飲みたいソフトドリンクは半額にならず、定価でF$5。
もちろんYuはご機嫌で、”Happy time♪ Happy time♪”(大塚愛の曲で)と歌いながら、毎日行っていたので、すっかり顔と名前を覚えてもらいました。

”FIJI BITTER BEER”(350ml)は軽口で美味しく、”Next?”って言われると、ついつい毎日3本飲んじゃいました。

夕食はちょっと気張って、昼食時とは違ってドレスコ−ド有のサウスレストランへ。っていうかHAPPY HOURからずっといるけど(^_^;)
Yuは襟付きポロシャツ、Chiは水着にパレオを巻いてOK。パレオはリゾートでは正装だそうです。男性も短パン×、パレオ巻き○

コース料理のロブスターF$75(写真左)と車海老F$55写真右)。久々のロブスターは美味しかった。やっぱしこんな時じゃないと食べられないもんね。

朝食は毎日バッフェと呼ばれるバイキングスタイル。いろいろなメニューがありましたが、やはりダイビングを控えているので、食べ過ぎないように自重。味噌汁(薄味)に豆腐をたくさん入れて食べてました。

2日目から昼食は量が多いので2人で1品だけ頼んでました。”Only one!?”と驚かれましたが、あんまり若くないんだから、そんなに食べれないんだよ(^_^;)

その中でもスパイシーインドカレーはYuのお気に入り。サンドイッチもGoodでした。

以下は、夕食レポです。

2日目はドレスコ−ド無しのママヌザレストランで、日本食に挑戦。ChiがカツどんF$20食べたいって言うから、Yuは軽く天ぷら冷しそばF$25。
ところがこれまた大盛で、そばにはおにぎり2個も付いてきて、結局お腹いっぱい。参りました。あっ、そばはコシがあって以外に美味しかったです。

3日目は今度こそ少なめに、メインディッシュと書いてあるチキン単品F$18とシンガポールヌードル(白い太麺で焼きそば風味付け)F$12。美味しかったし、やっと適度なボリゥムでした。

4日目は意気投合したS&A夫妻と共にサウスビーチレストラン。
ステーキF$75とシタビラメフライF$44のコース。シタビラメってどんなもんかと恐る恐る頼んでみたが、ヒラメ1匹ドーンとクリームソースで味付けしてあって美味しかったです。

5日目はChiが胃の調子がイマイチということで、ママヌザレストランでそうめんF$25(おにぎり2個、天ぷら付)、あっさりしてGood。Yuは軽くスパゲッティナポリタンF$12。でも日本人的感覚からすると倍の量で参りました。




8.リラックスタイム

ちょうどこの時期、新潮文庫で「フィジーですごすおとなの時間」プレゼントというのを開催してました。フィジー旅行をする人全員に新潮文庫本(50種類)1冊をプレゼントするというもの。
成田空港内の三省堂書店でのみ交換できるチケットがもらえたので、一番多く積んであった乃南アサの「6月19日の花嫁」と、有名だけど読んだことがなかった松本清張の「ゼロの焦点」をGet

ダイビングは午前2本にして、ランチ後は海岸の木陰で、気持ちの良いそよ風を浴びながら、「大人の時間」を楽しみました。
と言ってもそれはChiだけ。推理小説なので、読むほどに止まらなくなり、かなりはまっていたようです。「大人の時間」ていうより「贅沢なひととき」。心地よさに居眠りしながら、2冊とも読破してました。

「大人の時間」にはこんな夕日がお似合い

でも突然スコールがやってくる時も(^_^;)

Yuはイマイチ「大人」になり切れなくて、30分ぐらい昼寝した日が1日あっただけ。
「面白いから早く読めば」と言われたけど、「帰国後読むから、犯人言うなよ」とか言いながら、ネットカフェ行ったり、Dサービスでだべったり、海岸散策したりと、落ち着きなくウロウロしてました。

ネットカフェは最近オープンしたばかりでしたが、なんとダイアルアップ接続という10年ぐらい前の状態で、とにかく遅い。そういえば昔はこんなもんだった〜〜〜、なんて思い出にふけってもまだYahoo画面が出てこないって感じ。

メール1つ読む度に1分ぐらいかかる(-_-;) メール送信時にはなんと3分くらいかかりました。それに加え、送信終了の画面が出た途端に停電!「たまにあるんですよ」と言われたけど、危なかった(^_^;)

10分位待って回復、送信を確認してホッ。それに使用料が10分でF$8ということで高い!
離島なのでネットを見れるだけましか。



9.ショータイム

マナ・アイランド・リゾートでは、毎日夕食後の時間帯に無料でナイトショーを開催していました。いつもYuはワイン片手にほろ酔い気分で楽しみました。

生バンド&ヴォーカルでは、タイタニックのテーマなど、日本でも良く知られている曲を次々と演奏。きれいなおねーさんのきれいな声にうっとり(^_^)

ポリネシアン・ショーでは南国のフラダンス系と、火を使ったビックリ?ショー。

そしてマナ島ならではのメケ・ショーは、リゾートのスタッフみんなが出演。

ニュージーランドのマオリを思い出させる、男性の戦いの前の儀式↑と、ハワイアン風な女性の歌と踊り↓

最後にみんなで歌った「ニサレイ」はとてもきれいなハーモニーでした。

ショータイムの中でもみんなでダンスしたり、その他にもビンゴ大会や、子供向けのゲーム大会など、ゲストが参加できるプログラムも充実してました。



10.マナ島からナンディ滞在して帰国

最終日は9時までチェックアウト(部屋は10時まで使えます)。たった5日の滞在なのに、束になった請求書、ビールの飲みすぎだっちゅうの(^_^;)

その後アクア・トレックに立ち寄ると、スタッフがお別れの歌を歌ってくれて感激。See you again!

フェリー桟橋↑にもたくさんの魚↓

マナ島からフィジー本島までは、カタマランタイプのフェリーボートで約2時間。
10:25にマナ島を出て、途中3ヶ所の島で客を乗降させながら、S&A夫妻としゃべっているうちにあっという間にナンディ港↓に到着。全然揺れない快適な船旅でした。

パックツアーから外れるけど、夕方発のボートに乗れば、最終日もマナ島でのダイビング、シュノーケリングなど楽しめるようです。シャワーなどは普通に使えるので問題ない。本島での移動など、個人手配になるらしいけど、次回はやってみようかな。

本島での滞在はタノア・インターナショナル・ホテル。上級クラスのきれいなホテル。
でもダブルベッドはマナ島と同じく狭い。部屋にはバスタブがあったが、屋外のジャグジー、プールで軽く汗を流した。

ホテルはナンディ空港近くの郊外にあるため、タクシーF$10でダウンタウンのナンディタウンへショッピング。
途中の中古車店に、乗用車に並んで普通に生コン車、ブルドーザが売っていた。○○生コン(株)、○○組の漢字が車体にそのまま。

ところが日曜(安息日)のため、100軒くらいある店のほとんどが休み。3軒のハンディクラフトセンター(民芸品中心のみやげ店)しか開いてない。
店員は日本人と見るや、日本語で寄って来てちょっとうざい。値札が無い物も多数。できることなら日曜に来るもんじゃないな。

夕食はそのままナンディタウンで、日本料理の大黒屋(おおぐろやではなく、だいこくや)。っていうか日曜なので他に開いてるのはピザ屋とファーストフードだけ。あとは大人しくホテルのレストランで食べるしか選択肢がない(-_-;)

大黒屋は寿司、鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、天ぷらなど、何でも日本料理店。その日はほとんどが外人(白人)客で、鉄板焼きパフォーマンスを楽しんでいた。

私たちはChiのお腹がイマイチなので、あっさり系のしゃぶしゃぶF$30。ものすごい量の肉が出てきてビックリ(@_@) ニュージーランド産ということでしたが美味 しかった。

帰る日は8:40ホテルピックアップ。来る時注意されていたので、帰りは水分で重くならないように、ダイビング器材はすっかり乾かしてパッキング。

ところがナンディ空港ではH.I.S.のスタッフが、ツアー客30人分位の荷物をまとめてチェックイン。重さのチェックなど全然ありませんでした。機内持込バックパックはX線検査の時、重さ量られましたがOK。

そういえば3年前のケアンズの時は、個人旅行だったので、厳しくチェックされたんだなと思い出しました。ツアー旅行だと全員揃うまで待つのは面倒ですが、こんな時は楽ですね

重い荷物を無事預けて空港内免税店へ。グアム空港並みに広いスペースでした。予定通り10:30発、9時間15分の快適なフライトで、16:45成田着でした。

雲の切れ間からマナ島が

成田はさむ〜ぃ(-_-;) 仙台はもっとさむ〜ぃ(-_-;) 翌朝は−6℃だったようで、前日の34℃から実に40℃ものダウン、体がおかしくなりました(T_T)