2007年

1.チューリヒ〜ツェルマット
2.ツェルマット〜マッターホルン
3.氷河特急
4.サン・モリッツ
5.バート・ラガッツ
6.チューリヒ
7.ベルン

8.シュツットガルト
9.フランクフルト
10.南回りヨーロッパ行き


6.チューリヒ Zurich

 4月30日、チューリヒに戻ってからの夕食は、Yz君が勤めている高級日本食料理店に招待されました。
 吟味された高級食材を使って、目の前でYz君が料理してくれて、エビや仔牛のヒレ肉など、口の中でとろける様な味を堪能しました。美味すぎて素晴らしい〜、ご馳走様でした。


 トルコ出身のウエイトレスにDoleというスイス産赤ワインを頼んだのですが、発音が悪いのかDornierという南アフリカ産赤ワインが出てきました(^_^;) もちろん美味しかったので問題なし。

 向かいのテーブルにいたスイス人カップルは、女性は上手に箸を使ってましたが、男性は面白い使い方をしてました。なるほど考えるもんだ。


 割り箸の紙を支点に輪ゴムで開くようになっている(開く動作が難しいらしい)

 20時半過ぎ、満腹になって帰ろうとしたところ、突然警察官がやってきて、店員もお客もみな外に出されました。何でも隣のビルに爆弾が仕掛けられたという通報があったらしい。「このあたりでは発砲事件など日常茶飯事ですよ」とYz君。
 お客の日本人ファミリーは、子どもが「肉、一切れしか食べてないよ」と言いながら、サイレンが鳴り響く中、はしゃいでました(^_^;)

 POLIZEI−SPERRZONE(警察による封鎖区域)↓ 車の止まってる辺りがレストラン前


 その後結局夜中までレストランは立ち入り禁止だったそうです。日本でも最近いろいろ物騒な事件が起こってますが、こんなこと初体験(@_@)

 スイス国民の銃の所有率はアメリカよりも高く世界一だそうです(絶対数ではもちろんアメリカが世界一)。さすが国民皆兵の永世中立国、って感心してる場合かっ。

 5月1日メーデーは休日、しかも長距離列車を除く交通機関まで休みというのは、欧米かっ!ちょっと日本では考えられないので面食らいました。

 人もトラムも通っていない。Yuの後方(真ん中↓)はヨーロッパで一番直径の大きな時計台のある教会


 幸いにもチューリヒ湖の遊覧船は動いていたので、リマト川のほとりをぶらぶら歩きながら乗り場へ。途中デモに参加しようとして準備している人たちのそばを通ったら、リボンを5SFで買わないかと言われたが、"No,thank you"

 いろいろ変わったプラカードや着ぐるみなどで飾った大型車も止まっていて、ちょっと見てみたい気もしたけど、昨夜のこともあり、いつ発砲されるかわからないと脅かされていたので断念。昨年はデモ隊と機動隊の激しい衝突があったそうです。

 遊覧船は、片道コース、食事付4時間・8時間コースなどいろいろありました。
 私たちは10時発、2時間の半周コースで、スイスパス利用なので無料。あらためてスイスパスってすごい。

 船の1階はレストラン、2階はオープンカフェみたいになってましたが、2番目に乗船して即確保した2階席はほぼ満席になりました。出発するなりウエイターが注文取りに来たので、ビールを注文。軽食も出るようです。


 湖の淵まで連なってる家並みを眺めながら、ゆったり2時間。天気も良いし、気温は20℃以上ありそうだが、風は心地良く最高(^o^)/

 湖面を眺めながら、透明度そんなに良くないな〜、水温何度だ〜、潜れるのか〜、なんて考えてしまうのはダイバー病かっ。ちなみにヨットや釣り人はたくさんいました。


 それにしてもバーンホフ通り(駅前大通)のショップがCOOPも含めてすべて休みなのには参った。買い物計画がパー(-_-;) 欧米ではメーデーって休日なんだと改めて実感。

 チューリヒ最高級ホテル サヴォイ↓ 1泊1室720SF〜 こんな所に泊まってみたい。。。

 リマト川沿いのオープンカフェでランチして、ヨーロッパ気分を味わったけど、51SFはちょっと高かった(^_^;)

 4つ前の写真の左側がここ↓ どこを向いてもいろいろな大聖堂が見える


 午後になると動き出したトラムに乗って、あてもなく郊外へ。途中地下鉄になったりしてなかなか面白い。でも窓から見える店はみんな閉まっている。
 地上に出てなお乗っていると、いつの間にか私たちの車両にはガラの悪そうな10人くらいのおにーさんグループだけになっていた。ちょっと怖くなったのでChiとアイコンタクトして静かに下車。


 今度はおばーさんがたくさん乗ってるバスに乗って、街の景色を眺めながらダウンタウンに戻って来ました。

 ホテルはリマトホフ Limmathoh 1泊朝食付、2人で175SF。チューリヒ中央駅を出て、リマト川の橋を渡ってすぐ。目の前にSバーン、Uバーンの停留所CENTRALもあり、どこに行くにもすごく便利。隣はスタバ。

 エレベーターあり、部屋にバスタブあり。クーラーは無かったので夏は暑いかも? 5階(最上階)の部屋の天上は、屋根の梁が斜めに出ていて、Chiが頭をぶつけた(T_T)

 客が使えるネット端末は無かったけど、フロントに尋ねるとネットを駆使していろいろ調べてくれました。


 価格も場所も申し分ないのに、残念だったのは朝食。パン、シリアルとヨーグルトしかなかった。ハム(Yuの大好物)がないのは大いに不満だ〜。3泊日もしたのに、ハムが全く食べれなかった(>_<)



7.ベルン Bern

 5月2日、昨日と打って変わって朝からすごい人ごみ。メーデー休暇の反動かっ。

 今日はYz君Mちゃんとスイスの首都&街並みが世界遺産になってるというベルンを観光。9時発ベルン行のICはほぼ満席。ベルン駅に着いてもかなりの人、人、人。


 トラムやバスがひっきりなしに通っている道路の真ん中に噴水などの観光名所があるので、ちょっと危ない。

 これで世界遺産?と思いながら歩いて行ったが、時計台を過ぎたあたりからトラムなどの本数が減り、やっとそれらしい中世の街並みになった。


   「子供食いの噴水」はちょっとグロイ↓


 スイス一高い大聖堂はミサ?の最中で一般客は×、ステンドグラスを見損ねた。それにしてもでかい(@_@)



上の部分↑と下の部分↓ 1枚の写真で収まり切らない



仙台の広瀬川に架かる霊屋(おたまや)橋のような風景↓


 ブラブラと2kmほど歩いて観光しながら、ベルンのシンボルマークになっている熊がいる公園(ちょっと臭い)を見て、丘の上のバラ園へ。
 そこから市内が一望できる、ファンタスティック! でも工事中で仮囲いの教会がちょっと興醒め。


 街に戻ってランチは、ベルン名物料理ベルナープラッテBerner Platteを注文。”Do you have this menu?”、とガイドブックの写真を見せて尋ねながら、やっと探しあてたZu Webernという店でした。

 ソーセージ、ハム、豚バラ肉、牛タンなどすごい量。2人分を4人でシェアしたけどお腹一杯。トン足プルプルコラーゲンが最高に美味しかった。

↓これで一人分


 そういえばMacがあったので覗いてみたらBigMacSet 12.8SF、普通のMac10.5SF(1SF=100円)って高過ぎ(@_@)

 チューリヒに戻ってCOOP(と言ってもスイスでは唯一のスーパーマーケット)でお土産のチョコレートの買い物。
 スイスと言えば時計ということで、Swatch専門店へ。YuもChiも自分へのお土産として購入。100SFぐらいのお手頃価格でした。

 ROLEX、TAG Heuerなどはあまりにも桁が違うので断念。ChiもBallyで財布を買おうとしたが、あまりにも高くて断念、ガクッ↓ 有名ブランドは肌に合わない(^_^;)


 スイス最後の夕食ということで、4人でスイス料理の店Zeughauskellerへ。トラムで行こうとしたら違う方向で停車し降ろされた。また発砲事件があったらしく、トラムは進入禁止。
 銃を手にした警官がウロウロしていた。かろうじて目的の店の方向は無事らしいので徒歩で向かった。ホントにスイスでは日常茶飯事!?

 500年前の武器庫を改良したという大きなビアホール(ドイツを思い出す)がほぼ満席。50cmのソーセージは凄い(@_@)
 オマケのポテトサラダは大盛り過ぎだけど、美味しかった(^_^)v まだランチが消化し切れてないのに。。。


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