セノーテダイビング



’09年1月

1.コスメル到着まで29時間
2.コスメルでのダイビング
3.コスメルでの生活
4.セノーテダイビング
  4.1 セノーテダイビング
  4.2 カンクン
5.チチェン・イツァ

2018年 カンクン
2013年 カンクン、セノーテ、ドルフィンスイム

4.1 セノーテダイビング Cenote (チャック・モール CHAC MOOL)

 6日目、間宮さんにさようならをして、8時発のフェリーでプラヤ・デル・カルメンへ、30分で到着。

 YUCATEKというダイブサービスで、日本語のセノーテダイブの注意書きを読まされ、チェックイン。砂を巻き上げるとしばらく沈まないし、鍾乳石を折ったら再生しないので、中性浮力は絶対と書いてあった。

 お客はボリビアから来たと言う4人の青年と私たちで、車でセノーテまで30分。途中、交差点で止まると少年が新聞を売りに来た。MAX100kmの高速道路なのに、自転車や人も一緒に通っている。とにかく道はどこまでもまっすぐ。んー、メキシコなんだと妙に納得。

 高速道路から林道に曲がって、セノーテ入口へ。先客が数台いた。1ガイドに4人までということで、私たちは2人だけで1パーティー。
 ガイドはダブルタンクを軽々と担ぐ。緊急用エアと太い糸が巻いてあるリールもぶら下げている。凄い重装備。洞窟ダイブだからかな。ちょっと緊張。

 20m位林の中を歩いてエントリーポイントへ、おー透明な泉。淡水なのでウエイトは海での半分、水温は25℃、持って行ったフードベストを着て丁度いいくらい。

 5m位沈んで上を見ると、すごーい、透明な水面に緑の木が映って輝いている。光が線を引いた様に差込んでくる。




 この世のものとは思えないくらい、今まで見たどんな洞窟ダイブのシーンよりきれいだ。まさしく神々の住みかだー!

 そのまま進んで行き、光が差込まない所まで来ると、今度は次々と鍾乳石。下から積み上がってる石筍もあれば、上から垂れ下がってるのもある。透明度は無限大、ライトの光が届く限り、ずーっと下まで見える。


 ここは水中です。空気中ではありません。



 途中で海水と混じるサーモクラインを何度もくぐり、面白い、興奮の連続。


 最大深度14m、ゆっくりとカエル足で泳いで37分のダイビング。

 光が差込む辺りに戻って来ると黒いヒメジ?


 と、エントリーポイントには小さなメダカ?みたいな魚がいた。


 2本目はすぐ隣の泉にエントリー。1本目と中でつながっているらしい。二つ併せてCHAC MOOLと呼ばれているセノーテ。今度は最大水深12m、ダイブタイム32分。



 途中で洞窟の中のエア溜りで浮かび上がったが、二酸化炭素が多いのか、気持ち悪くなったのですぐレギュをくわえた。


 1本目同様、光と鍾乳石のパラダイス。セノーテダイブにはまりそう。2ダイブ$115。次回はプラヤ・デル・カルメンに宿泊して、セノーテ三昧しようかな。


4.2 カンクン CANCUN

 セノーテダイブ終了後、お迎えの車で、いつものようにまっすぐな高速道路を走りカンクンへ。ヒッチハイクで手を挙げてる人たちがやたら目に付いた。途中、前の車との車間距離が少ないなと心配していたら、“ドン”、やっちゃったー。当然前の車は止まって、こっちを見たが、車を降りもせず、ちょっとにらんでそのまま行ってしまった。

 ポリスを呼ぶと時間がかかるので、メキシコではこれで普通なんだってさ。バンパーだけとはいえ、修理には10万円以上はかかるから、日本なら免許証でお互い確認し、保険会社に連絡するだろうな。

 カンクンと言えば、ゴージャスなホテルが並ぶ海岸をイメージするけど、私たちが宿泊したのは、ダウンタウンにあるLey del Caribeという小さなホテル。


 でも寝るだけなら申し分なし。向いに“山本”という日本料理店があり、寿司、そば、天ぷらを食べたらおいしかった。

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