コスメル到着まで29時間

’09年1月

1.コスメル到着まで29時間
  1.1 クラブ・アズール
  1.2 仙台から出発
  1.3 コンチネンタル航空
  1.4 ヒューストンで乗換
  1.5 カンクン
  1.6 プラヤ・デル・カルメン
  1.7 コスメルに到着

2.コスメルでのダイビング
3.コスメルでの生活
4.セノーテダイビング
5.チチェン・イツァ


2018年 カンクン
2013年 カンクン、セノーテ、ドルフィンスイム

1.1 クラブ・アズール CLUB AZUL

 友人の紹介でコスメルの専門ツアーを出しているクラブ・アズールへ電話。手配旅行になるんだけど、延泊や、OPの予約など担当の樽本さんがとてもよくしてくれました。料金もいろいろな割引制度が使えて、思ったより安く上がりました。感謝、感謝。


1.2 仙台から出発

 8時15分、ちょっと早めに家を出て、仙台駅へ。これから29時間の旅の始まり。成田は17時発なんだけど、早く着いて成田でゆっくりしてる方が気分的に楽なんだよね。

 新幹線に乗ると、2人ともおもむろにマスクを着けた。車内の乾いた空気も嫌だし、行く前にインフルエンザのばい菌なんかもらいたくないもんね。でもマスクしてるのは2人だけで、ちょっと変だったかも。


1.3 コンチネンタル航空 CONTINENTAL AIRLINE

 いつもは仙台空港からミクロネシア行きでお世話になってるコンチネンタル航空。今回成田でのチェックインは、E-チケットになっていて、申込書のコピーとパスポートを見せてOK。私たちはパスポート見せる度にマスクをはずした。そういえば成田の出国審査官も半分くらいマスクしてたな。

 ヒューストン行きはほぼ満席。全シートに液晶モニターが付いていて、映画が見易かった。そういえばMALDIVESに行った時のSRILANKA航空もそうだったな。でもアルコール飲料が有料になっていたのに、Yuはちょっとショック。ビール、ワイン等1本$5だって。ええぃ、この際休肝日にしちゃえ!

 食事は、ディナー、軽食、ブランチと搭乗12時間で3回。食事の時以外は頑固にマスク着用。


1.4 ヒューストンで乗換 HOUSTON

 予定より少し早く、現地時間の13時30分(出発後20時間15分)に到着。インターネット情報では、乗換えだけでもアメリカ入国審査が厳しくなったとか書いてあったので、ちょっとドキドキ。到着したCゲートから“TRANSIT”の文字を探しつつ、係員に“Transit”と騒ぎつつ、入国審査をすんなり通過。

 預け荷物を一旦ピックアップ。ここでダイビングバッグのキャスターが1個破損しているのを発見。バランス悪く引き摺りながら、もう一度預け入れ。ちょっと遠かったけど、以外に簡単にカンクン行きのDゲートに到着。

 へー、国内線と同じゲートなんだ。待合室では、みんなモニターに夢中になっているなと思ったらアメフトをやっていた。モニターの方を向かずに座ってるのは、私たちくらいかな。




1.5 カンクン CANCUN

 18時を過ぎて、着陸時、空港の西側は街灯ひとつ見えない真っ暗闇、反対側はン万ドルのきらびやかな夜景。いつものことだけど、入国審査が済んで、預けた荷物がちゃんと出てくるとホッとするね。ここでやっとマスクをはずした。

 現地係員Aを見つけて、一路フェリー乗り場へ。送迎ワゴン車にはドライバーBと係員Aと私たちの4人。A、Bは私たちを乗せて安心したのか、自分たちの用を足し始めた。車が空港内の奥の方へ行ったと思ったら、Bが友達に金を返してもらっていた。次に別の場所で最初に迎えてくれたAが友達の車に乗り込み、手を振って行ってしまった。とにかくこのあたりから会話は完全にスペイン語、何言ってるか全然わからない。おいおい私たちは大丈夫なんだろうな...

 やっと空港を抜けて、高速道路を走り始めたと思ったら、ガソリンスタンドによってガソリン補充。そうかこれがいわゆるメキシコなんだと2人で妙に納得。

 “MAX80”とかの標識あるから高速道路だと思うんだけど、それにしても街灯ひとつない真っ暗な高速道路ってあるんだな。とにかくどこまでもまっすぐな道だった。


1.6 プラヤ・デル・カルメン PLAYA del CARMEN

 本当にこっちの道でいいんだろうかなどとちょっと不安になりながらも、1時間程で、コスメルへのフェリー乗り場のあるプラヤ・デル・カルメンに到着。

 車を降りるとすぐにおっちゃんが寄って来て、自転車の前輪部分にリヤカーの車体が付いた初めて見る乗り物で、桟橋まで荷物を載せてもらった。チップに$2あげたら、もう$1くれと言われた。

 係員Bからフェリーの往復チケットをもらって、“Gracias!Adios!”(ありがとう、さようなら)、初使用のスペイン語(この後結局使用したスペイン語はこの2語だけだった)。

 待合室で列に並んでいると、自動小銃を持った軍隊が見張っていた。



 フェリーに乗ってやっと一息、Yuは我慢していたビールを買いに売店へ。$250なので$3を出したら、見たこともないコインをくれた。コインには$5と書いてあるが、これが50セントだと言う。そうか噂に聞くお釣はメキシコ・ペソ(1US$=10ペソ、表記は同じ$なのでややこしい)ってやつか。メキシコでの初お買い物。とにかくYuはビールで生き返った。Chiはただひたすら寝ている。


1.7 コスメル COZUMEL

 フェリーには私たちしか日本人が乗ってなかったので、コスメルで降りるなり、現地駐在員の間宮しずかさんが“Yu&Chiさんですね”と声を掛けてくれた。“ハネムーンおめでとうございます”と言われたけど、“もう21年目なんです。いつもハネムーンって言って、いろいろサービス受けてるので、すいません”でした。

 フェリーでも大きな荷物は別に預けてたけど、間宮さんがすぐ見つけてくれてタクシーへ。既に22時、早くホテルへ行きたいよー。荷物が下の方に入っちゃうと、出てくるまで30分位かかる時もあるそうです。間宮さんの知り合いがいて助かった。

 間宮さんからタクシーの乗り方とかいろいろレクチャーを受けているうちにホテル到着、家を出てから29時間の長旅は一段落。

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