1.コスメル到着まで29時間 2.コスメルでのダイビング 3.コスメルでの生活 3.1 フィエスタ・アメリカーナ 3.2 サン・ミゲル(食事と買い物) 3.3 デジカメをタクシーに置き忘れた事件 3.4 カラオケ 3.5 ホテルのチェックアウト 4.セノーテダイビング 5.チチェン・イツァ 2018年 カンクン 2013年 カンクン、セノーテ、ドルフィンスイム |
3.1 フィエスタ・アメリカーナ FIESTA AMERICANA 29時間の旅の後、着いて見ると予想通りなかなかゴージャスなホテル。ハネムーンサービスで予約入れてもらってるため、カシータという林の中のスィートコテージへ、ゴルフカートみたいな乗り物で送ってもらった。 かなり広めの部屋に、キングサイズベッド、デッキチェア、大きなソファー、家具も豊富。さすがにバスタブはないけど広めのシャワー(でも吹き出し口は上に固定してある、何で欧米はこうなんだろうね)、広めの洗面台等々、申し分ない。と思ったら冷蔵庫が冷えてない。せっかく冷えたビールを飲もうと思ってたのにー。まっ、いっかー。 夜中にイグアナの求愛行動らしき“キーキー”と言う鳴き声が聞こえたけど、快眠、快眠。ちゃんと眠れば時差ぼけなんて怖くない。 アフターダイブはプライベートビーチでのんびりと 3.2 サン・ミゲル(食事と買い物) SAN MIGUEL ホテル周辺には何もないので、毎日タクシーで$6かけてフェリー乗り場のあるダウンタウンのサン・ミゲルへ。中央広場入口には大きなサンタの人形、欧米では1月になってもクリスマスなんだよね。 お土産やさんの呼び込みも結構あるけど、のんびり歩けてとてもいい感じ。英語は通じたけど、価格表示が米ドルだったり、メキシコ・ペソだったり、一瞬戸惑った。どちらも頭には“$”が付いている。スーパーでは英語も通じなかった。 夕食は間宮さんお勧めのPrima(イタリア料理でパスタがおいしかった)、La Mission(写真、シーフードを中心にしたメキシカン料理、生演奏もGood)、Palmeras(シーフードと流しのギター)に行った。 どこでもトルティーヤという、とうもろこしの粉を焼いたせんべいみたいなものが、お通しでたくさん出てきて、小食の私たちにとっては、それだけで結構お腹にたまる。サルサと言うソースを付けて食べるんだけど、少しつける分にはそれほど辛くない。すっぱ辛いって感じ。底の方を付けるとかなり辛い。 その他に1人1品づつ頼んだけど、1品あたり結構大盛なので十分って感じ。ビールは“XX(ドスイクス)”と“Corona”、必ずライムが瓶の口に付いてくる。あっさりしていて何本でも飲める味。 お土産やさんはTシャツをはじめとして、民芸品などいろんな店が並んでいたが、メキシコは銀製品とダイヤが有名らしい。かなりの数のジュエリーショップが並んでいて、Chiの歩く足が遅くなる。そこでYuはそこを“目の毒通り”と名付けた。とにかく1歩でも足を踏み入れると、“Just Looking”と言っても売込みが激しく、断って出て来るのが大変大変。意思を強く持って、結局は買わなかったけど。 ところで水はミネラルウォーターを買う必要があるが、ホテルでは1.5Lペットボトル$4、すげー高い。そこで町から歩いて10分位のChedrauiというスーパーに行ったら$0.70、やはり安い。重かったけど6本買った。 このスーパーの近くにあるインターネットカフェで、1台に日本語が読めるソフトをインストールしてくれたので、なんとかメールができた。日本語変換ソフトは無いので、ローマ字で送ったけど。次の日行ったら、おねーさんがそのパソコンを使っていたので、“それは日本語ができる私のパソコンです”と言って代わってもらった。変な日本人と思っただろーな。 3.3 デジカメをタクシーに置き忘れた事件 5日目、コスメル最後の夜を楽しむべく、いつものようにホテルからフェリー乗り場までタクシーに乗った。そのタクシーの助手席のフロントガラスは、石でも当たったのか、雲の巣状にひびが入っていたのが印象的だった。周りは暗くなっていて、時間は19時ちょっと前。 タクシーを降りてお店を1軒見た後、Yuはポケットがやけに軽いのに気付いた。“やべー、カメラ落とした、あのタクシーを降りる時だ”。間宮さんの携帯に電話を掛けようとしたが、コインの電話Boxでは掛けられない。店で電話を借りようとしてもダメ。カード専用の電話Boxだけのようだ。そういえばクラブアズールからカード1枚もらってたっけ。そのカードをホテルに忘れていたので、しょうがなく2枚買った。 とりあえず間宮さんに捜索の手配を頼み、フェリー乗り場のタクシー溜り場に行った。そこでは既にChiが無線機を持ったタクシー管理人にお願いして、無線で全タクシーに呼び掛けてもらっていた。“タクシー車体にはすべて番号が書いてあるので、それを覚えてないか”と言われてもねー。運転手の風貌、年齢など聞かれてもねー。フロントガラスにクラックがあるということだけで、探してもらった。私たちが英語で説明すると、無線で運転手たちにスペイン語でまくしたてる。とにかくみんな親切だった。 私たちも行きかうタクシーのガラスを、目を凝らして見続けた。最後の晩餐の予定が吹っ飛び、腹ごしらえにChiがMaCへ向かった。こんな時はやっぱりマックが便利だな。でも手際が悪いらしく、帰って来るまで30分位かかった。ハンバーガーは日本より大きいので、2人で1個。 既に1時間半位経過し、“さっき無線で聞いたよ”と声を掛けてくれる運転手も出てきた頃、タクシー管理人が“事務所に運転手の顔写真があるから捜してみよう”ということでYuが一緒に行った。その途中Yuの頭の中では、保険がいくら出るかとか、次はどの機種を買おうかなど、もう諦め半分で今後の事を考えていた。 タクシーは480台あるそうで、Cozumel Taxi Syndicateと書いてある事務所には、今日出ている運転手の顔写真が壁に張ってあった。映画によくあるシーンを思い出し、まるで取調べを受けているように、次々と出てくる顔写真を見ても、とても判らない。ボスみたいな人も出てきていろいろ話を聞いてくれたけどだめだった。諦めて、紙にカメラ機種やコスメルでの連絡先など書いているところへ、無線が入った。クラック・ウインドウのタクシーがこちらに向かっているという。 入口にあったマリア像に祈りつつ待つこと5分。来た、あのタクシーだ。着くなり運転手は、私は盗んでないよという顔で“カメラを見てない”と言う。管理人が助手席の下に手を入れて探したところ、あった!シートからすべり落ちてたんだ。 もう飛び上がって喜んで、みんなと握手、“Thank you!Gracias!”の連発。こういうことってあるんだなー。コスメルのタクシー協会、万歳!みんな顔は怖いけど、いい人たちばかりだった。いままで何度も旅行してるけど、こんなに感動したことは初めてでした。 3.4 カラオケ カメラが戻ったのに気を良くして、コスメル最後の夜はホテルのバーでカラオケパーティーに参加。“カリオキ”と発音します。 ロシア、スペイン、カナダ、アメリカ、そしてJapanからも来てると紹介され、カラオケは日本から来たんだよとDJに言ったら、その意味など聞かれ、みんなに説明してくれた。 結構聞いた事のある歌が次々流れ、私たちにも歌えと言う。ビートルズ・ナンバーがあると言うので、“A Hard Days Night”を歌った。ノリノリでギターをひく真似もして、大うけだった。海外カラオケ初体験! 3.5 ホテルのチェックアウト いつもながらホテルのチェックアウトの際は緊張する。変な請求がたまにあるからだ。 やはり今回も、ホテルでの食事代はミールクーポンで払って、チップはその都度現金で置いて来たのに、その度にチップだけ請求されていた。もちろん払わなかった。それとカシータ・コテージはコンチネンタルが無料だったはずなのに、2回のうち1回分請求された。そういえば無料は日本語ガイドにしか書いてなかったっけ? いろいろ説明してもだめで、$10だからまっいっかーと払った。もっと主張するべきだったかな。 |