コスメルでのダイビング

’09年1月

1.コスメル到着まで29時間
2.コスメルでのダイビング
  2.1 チャンカナブでドルフィンダイビング
  2.2 ダイブハウス
  2.3 コスメルでのダイビング
  2.4 チャンカナブ・ビーチでのダイビング

3.コスメルでの生活
4.セノーテダイビング
5.チチェン・イツァ


2018年 カンクン
2013年 カンクン、セノーテ、ドルフィンスイム

2.1 チャンカナブでドルフィンダイビング CHANCANAAB

 次の日、14時からチャンカナブ国立公園内でドルフィンダイビング。



 ドルフィンスイムの人は次々やってきたけど、ダイバーは私たちだけ、ラッキー。日本語ビデオでレクチャーを受けて、日本語の上手なイントラと海をネットで仕切ったプールへ。

 水深6mの海底に落ち着くと、イルカがやってきて、私たちの周りを回り、手の上に乗ったり、身体を触らせてくれた。指揮棒を振る真似をすると、キーキーと鳴く。えさの魚をやったり、口の中まで触らせてくれたり。



 クライマックスは水中でレギュをはずしてイルカとキス。凄い力で強引に押してくるので、体が浮きそうになった。Yuは唇の上を攻められたが、Chiはもろに唇だったそうな。オスのイルカだからか。

 とにかく興奮の連続で、イルカとの触れ合いもあっと言う間。20分のダイブタイムで$165はちょっと高いかな。でも十分に楽しめた。



 ちなみにドルフィンスイムはイルカの背びれに捕まって泳いだり、イルカに足の裏を押してもらってジャンプしたり等していた。こちらは人が多いので順番待ちがあるみたい。
 PALAUでやったイルカとの自由なシュノーケルスイムの方がよかったなー、なんて思いつつ、次回はやっぱり小笠原あたりで野生のイルカとのスイムだなー。とにかくイルカって最高!


2.2 ダイブハウス DIVE HOUSE

 いよいよ3日目から、ホテルのすぐ前にあるダイブハウスというサービスで本当のダイビング。初日は間宮さんが来てくれてチェックイン、日本人イントラのあきこさんのブリーフィングがあった。

 すべてドリフトダイブで、残圧70を切ったらバディ毎に安全停止しながら浮上とのこと。大きなボートに10人位の客とスタッフ4人。ダイビング中は前後にガイド1人づつ。EXITは海上でBCを脱いでボートスタッフに渡すというスタイル。これだとハシゴを昇るのが楽チン。

 でもあきこさんが一緒だったのは初日だけ。後はすべて英語のブリーフィングだったけど、水深や潜水時間、残圧の注意など、一回日本語で聞いてるから何とかなるもんだ。


 ここで3日間で6ボート、1ビーチダイビングでした。2ボート$57。午前にボートダイブした時は、午後からショップ前のビーチで無制限ダイブ可。ボートを降りる時、2人でで$10のチップをキャプテンに渡すようにと言われた。


2.3 コスメルでのダイビング COZUMEL

 流れが強い時でも怖いほどではなかったので、快適ドリフト。欧米人は泳ぎが早いので付いていけるか心配だったけど、ガイドを先頭に流れに身を任せたまま。でも結構手足をバタつかせている外人が多く、エア切れも早い。

 あれっ、見た事あるなと思う魚でも、後でよく調べて見ると、ほとんど固有種。微妙に色合いとか、縞の数とかが違うようだ。山渓の図鑑「海水魚」の最後にカリブ海の魚が載っていたので判った。
 例えば、実はカリブ海の固有種で次のような名前→太平洋で見たことのある魚に似ている

 クイーンエンジェルフィッシュ→アデヤッコ


 バージャック→ササムロ


 ブルータング(写真)、ドクターフィッシュ、オーシャンサージョンフィッシュ→モンガラ系


 ブルーストライプトグラントフィッシュ→オキフエダイ


 グレイエンジェルフィッシュの群れ(写真)、フレンチエンジェルフィッシュ→ツバメウオみたいで背びれがトゲチョウチョウウオ


 その他、ブルーエンジェルフィッシュ→サザナミヤッコ、フォーアイバタフライフィッシュ→イッテンチョウチョウウオ、フレンチグラントフィッシュ→ロクセンフエダイ、ブルークロミス→ソラスズメダイ、等々。

 魚影はそれ程濃くない。今回はドリフトなのでマクロ系はほとんど気付かなかった。まあマクロ好きは日本人だけだから、ガイドも全く見つけようともしないし、でもロブスターを見つけると必ず教えてくれた。

 移動のボートの上は、風がかなり吹いていて結構寒かった。特に太陽が雲に隠れるとガタガタ状態。薄いジャンパー1枚じゃ足らなかったかも。ガイドはフリースを着ていた。

 ログを簡単に書いておきます。下に書いてある魚はそのポイントだけで見れたもの。上に書いた魚たちは、だいたいどのポイントにもいました。

 1日目
  PALANCAR GARDENS 曇り 気温27℃ 水温27℃
   最大深度23m 透明度25m 46分 流れ少し
    バラクーダ1匹、固有種に次々遭遇

  TORMENTOS 曇り 気温27℃ 水温26℃
   最大深度21m 透明度35m 44分 流れ強い
    黒いチンアナゴ



    ロブスター(欧米人はとても好きらしい)↑
    それを覗くChi と グレイエンゼルフィッシュ↓


  DIVE HOUSE Beach 曇り 気温27℃ 水温27℃
   最大深度5m 透明度15m 流れ少し
    2人でバディダイブ

 2日目
  PALANCAR BRIDGE 晴れ 気温27℃ 水温27℃
   最大深度24m 透明度30m 41分 流れなし
    チンアナゴ、ウミガメ(欧米人はとてもカメ好き)


    黒い斑模様のハコフグ


  TORMENTOS 晴れ 気温27℃ 水温27℃
   最大深度18m 透明度30m 46分 流れ少し

 3日目
  PALANCAR GARDENS 快晴 気温28℃ 水温26℃
   最大深度22m 透明度30m 40分 流れなし
    ホール巡り、差込む光がきれい


    ホースアイジャックの群れ


  BOLONES 快晴 気温28℃ 水温27℃ 45分
   最大深度18m 透明度30m 流れなし

    潜水艦Atlantisに遭遇


    イエロースティングレイ


    3m級のサメ(ネムリブカ)



2.4 チャンカナブ・ビーチでのダイビング CHANCANAAB Beach

 ドルフィンダイビングの際、ビ−チを散歩していた時、そこにあったダイブサービスのおにーさんが、“とてもおもしろいポイントだよ”と言ってたので、日本では予約してなかったけど、ボートダイビング3日目の午後に行ってみた。サービスに直接行って、1タンクガイド付き$16。公園の入場料が$10。

 エントリーするなりオヤビッチャやフエダイ系の魚に囲まれた。これはあなどれないポイントだ。まもなくお約束のキリスト像があった。シュノーケリングで来てる人たちも多い。


 砂に潜っているピーコックフランダー(カレイ)


 スティングレイも砂から突然出てくる


 ヘラヤガラもたくさんいた


 陸地側の洞穴へ入って行くと、そこは真水と交じり合っていて、ゆらゆらとサーモクライン状態、こんなところで体験できるなんて@@

 そこには80cmくらいのターポン(イセゴイ)が数匹いて、睨まれた。


 ハタンポの群れもいた


 一緒に潜った体のでかいおにーさんのエアが無くなりかけてるらしく、ガイドが3m位あるホースのオクトパスをくわえさせて、戻り始めた。

 帰りにお約束のマリア像も見た。最大水深7m位で、希望すればバディだけで無制限ダイブもできるし、ここはかなり面白かった。

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